設計第1課(補償)
新規道路の計画や河川堤防の整備など、地方自治体や国の公共事業に伴い新たに必要な土地の収用を行う必要がある場合があります。その際、収用地内に上物(建物や工作物、立付木)があれば所有者に移転登用を支払い、上物を移転してもらうことになります
が、その移転費用としての補償金額算定の基礎資料の作成を行っている課です。
個人の財産に関わる機密性の高い事項を扱うため、権利者や発注者の方からの信頼を切ることのないよう、情報の取扱いには細心の注意を払い、適正な報償額の算定を行うよう日々心掛けています。
大雑把に言うと、前述の様な業務ですが、ケースバイケースで、土地の形態や収用面積等それぞれ異なる為、移転工法の検討も必要になってきます。構外移転工法、構内移転工法、曳家工法、改造工法、除却工法等から、有形的検討、機能的検討、法制上の検討、経済比較等を行い、合理的な移転先、合理的な移転工法を判断し決定します。
【主な業務】
■物件調查 ■土地調查 ■営業、特殊補償 ■車業損失 ■機械工作物 ■用地調査
担当先輩の声
日常業務としては、受注した業務の現地踏査を行い、発注者側の担当者と打合せをし、求められる要求を正確に把握します。それをふまえて、工期を考えながら計画を進めます。
先ずは権利者挨拶から始まって、聞き取り調査等をし、調査日の決定をして現地の調査に入らせて頂きます。図面作成や算定に必要な調査、計測等を行い、それに基づいて調書作成、積算を行い、補償額を算定します。ただ計測等するだけでなく、権利者の方のお話を伺いながら、要望も含めて発注者に報告もします。
色々なパターンがあるので、その都度勉強ですが、公共事業によって大切な財産を収用される権利者の方々が、なるべく納得でき、尚且つ公平で適正な補償を目指しています。
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