2024.05.17
SDGs
JICA事業のタジキスタン共和国防災技術支援に同行しました
令和6年4月27日~5月3日の日程で当社社員が、JICA事業のタジキスタン共和国防災技術支援として、高知大学 原教授に再度同行させていただきました。
同国は国土のほとんどが山岳地帯であり、雪代水や豪雨等により落石や河川災害が頻発化しています。
今回、落石や河川災害により被災した地区を複数視察し、被災状況について行政担当者や住民から聞き取り調査を行いました。特に道路上への切土法面からの落石は危険度が高い状況でした。
また、JICAの後援により、タジキスタン緊急事態・民間防衛委員会(CoSE)の共和国訓練センターにおいて、タジキスタンの「防災施設に関わる技術セミナー」に参加させていただきました。原教授による「予防保全を含めた蛇籠技術による災害の軽減」等の説明と共に当社社員が「蛇籠構造による護岸擁壁の復旧計画」について説明させていただきました。
CoSE、運輸省、干拓灌漑庁から参加したタジキスタン政府職員約20名が熱心に聴講し意欲的に質問する姿勢には、我が国と共通する課題である「インフラの維持管理と減災」に向けて、高い意識を感じました。
世界で取り組まれるSDGs『11.住み続けられるまちづくりを』
災害からの回復力が高い安全な都市や居住空間を作ることを目標に国際貢献できるように取り組んでまいります。
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切土法面からの落石状況
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